ドイツの自動車部品大手、ボッシュは2月中旬、子会社のロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタルを通じて、自動運転車の技術を手がけるTetraVueに投資した、と発表した。
米国カリフォルニア州に本拠を置くTetraVueは、自動運転車の機能性向上への寄与が期待される超高解像度3Dデータおよび画像技術の開発をリードする企業。同社の技術は、自動運転車が走行中、突然現れる危険な障害物に備える対策に役立つと見込まれている。
ボッシュは自動運転車の開発と普及に力を注ぐ。TetraVueの技術は、ボッシュが自動運転のマーケットリーダーとしての地位を維持するのをサポートする。
ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタルのLuis Lloveraマネジングディレクターは、「TetraVueの3D Flash LIDAR技術は、既存の技術をはるかに凌駕している。TetraVueの技術は、未来のモビリティの自動運転車の発展と強化に欠かせない」と語っている。