自動ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置、2020年までに新車乗用車に装備

自動車 テクノロジー 安全
(イメージ)
(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は28日、経済産業省・警察庁とともに開催した全運転サポート車」の普及啓発に関する副大臣等会議で、国内乗用車メーカー8社が提出した「高齢運転者事故防止対策プログラム」について説明。

8社すべてが高齢運転者の安全運転に役立つと考た先進安全技術「自動ブレーキ」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の2点について、主要車種や高級車を中心に標準整備、そのほかにオプション設定を推進し、2020年までに、ほぼすべての新車乗用車に標準装備やオプション設定される見通しであることを明らかにした。

あわせて自動ブレーキの性能向上も目指し、2020年までに新車に搭載される自動ブレーキのほとんどが、歩行者を検知可能になる見通しだ。

また、販売チャンネルでも、先進安全技術を搭載した自動車の販売促進・啓発に力を入れる。安全機能パッケージや安全特別仕様車の設定し、ドライビング・スクールや大型商業施設、ディーラーなどで購入者に向けた試乗会を展開する。

「一部メーカーでは、衝突警報や車線逸脱警報など後付け警報装置の販売や取付を行うことを検討している」(同省自動車局)と、取り組みへの熱意を伝えた。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  2. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  3. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  4. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  5. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  6. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  7. 電動アシスト自転車、24年モデルが続々ラインアップ…新型ヤマハ『PAS』のバラエティ豊かな5機種を一挙紹介
  8. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  9. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
  10. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
ランキングをもっと見る