米ベンチャー、コネクトカー向け衛星の接続に成功…トヨタも歓迎

自動車 テクノロジー ネット
Kymeta社の公式サイト
Kymeta社の公式サイト 全 3 枚 拡大写真

世界規模でモバイルコネクティビティを提供する米国のベンチャー企業、Kymeta社は2月下旬、コネクテッドカー向けの衛星ターミナルが、衛星コンステレーションと接続することに成功した、と発表した。

このテストはコネクテッドカーを最も安全に、世界的規模でコネクトする最初のステップ。一般車両向けの同社のmTenna技術が、IntelsatのEpic衛星ネットワークと順調に接続できることを示した。

同時に同社のmTenna技術は、データの送受信の際、単一開口でインターネットに接続。YouTubeの動画にアクセスし、Skype通話を行えることを実証している。

ところで、Kymeta社は2016年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー2016において、トヨタ自動車とのパートナーシップを発表。トヨタは、衛星通信機能を搭載した『MIRAI』の実験車を参考出展。Kymeta社との協業により、「つながる」技術の開発を推進する、と発表していた。

今回の衛星接続の成功を受けて、トヨタの広報担当者は、「2016年にパートナーシップを発表して以来、Kymeta社が常に前進していることをうれしく思う。コネクテッドカーの世界的なカバー域における安全で高帯域通信システムを実現するという将来に向かって、前進した重要な1歩」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  5. ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から
  6. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  7. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  8. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  9. スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
  10. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
ランキングをもっと見る