極東開発工業は、都市部におけるごみ収集形態に適した新機構のごみ収集車「スライドパック GB40-520」を開発し、3月13日より発売する。
新型車は、作業状況に応じて後方と側方のどちらからでも収集物が積込め、積荷や雨水の飛散を防止するスライド天蓋を装備したほか、ボデーデッキ地上高を軽ダンプ並みの約800mmとし、積込み時の作業性を確保。また、排出板押出式を採用することで、排出の際に破損しやすい小型家電などの収集物もつぶれにくく、容易な分別を可能としている。
外観は、傾斜した投入口カバーやボデーサイドの補強部材が目立たないスッキリとしたデザインを採用。ボデー容積4.0立方米 、最大積載量2000kgを確保しながらも全長・全高・全幅を抑えることで、都市部のごみ収集形態に対応し、狭小路でも抜群の機動性を発揮する。
価格(税別・シャシ価格除く)は365万円。