【大阪モーターサイクルショー2017】アドベンチャースピリットあふれるホンダ X-ADV

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大阪モーターサイクルショーに展示されたHonda X-ADV。
大阪モーターサイクルショーに展示されたHonda X-ADV。 全 12 枚 拡大写真

ホンダブースで異彩を放っていたのは『X-ADV』(参考出品、市販予定車)だ。昨秋のEICMA2016(イタリア・ミラノショー)で初披露したニューモデルで、エンジンはNC750系の水冷SOHC4バルブ直列2気筒745cc。

マニュアルトランスミッションの構造をそのままに、クラッチとシフト操作を自動化した「DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)」が組み込まれ、イージーライディングが楽しめる。

ストロークの長い41mmカートリッジ式倒立フォークやリアサスペンション、U字断面のアルミ製スイングアームが与えられている足まわりは、ワイヤースポーク式のホイールがセットされ、フロント17、リア15インチのサイズ。

メーターまわりもラリーマシンのような雰囲気で、ハンドルはテーパーアルミバー。「アドベンチャースクーター」とでも言おうか、少しくらいならダートも行けますよっていうムードが面白い。公式プロモーションビデオでもオフロードを元気よく走っているから、実際のダートライディングがいまから楽しみだ。

ヘッドライトをはじめとした灯火類はLED式で、エッジの効いたスタイルといいすべてが近未来的。ウインドスクリーンは5段階で調整可能で、高速道路のクルージングも快適なはず。

広いメットインスペースがシート下にあり、スクータースタイルならではの利便性も魅力。このチャレンジングな1台。国内発売も間近なようだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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