【新聞ウォッチ】国連調査、日本の「幸福度」51位、先進主要7か国では最低、1位はノルウェー

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年3月22日付

●日欧EPA交渉加速、首相、EU首脳と一致 (朝日・1面)

●燃料電池スクータースズキが貸し出し、試験的に18台 (読売・9面)

●NY円高111円台 (毎日・6面)   

●宅配大手、ロッカー推進、駅や商業施設、再配達の負担軽減(毎日・7面)

●幸福度日本は51位、国連調査、ノルウェー首位 (毎日・30面)

●住宅地9年ぶり上昇、公示価格、低金利が支え (日経・1面)

●火災発生の工場、あすまで停止、トヨタ車体 (日経・15面)

●燃料電池車、BMW「21年に小規模生産」(日経・16面)

●欧州車部品を子会社に、パナソニック、20%追加融資 (日経・16面)

●品質費用「売上高の1%」ホンダCFO、今期リコール問題一巡(日経・19面)

●「若い人も事件知って」地下鉄サリン22年、遺族ら献花 (日経・39面)

ひとくちコメント

東京の靖国神社の境内で桜(ソメイヨシノ)が開花。気象庁によると9年ぶりに全国で最も早い開花宣言らしい。桜と聞けば、桜吹雪の下で花見酒を交わす光景を浮かべるなど、何となくウキウキとハッピーな気分になる人も少なくないだろう。

ところが、である。国連が3月20日の「国際幸福デー」にちなんで調査した世界各国の「幸福度」ランキングを発表したが、ノルウェーが1位、2位がデンマーク、3位がアイスランドとなるなど、福祉や教育に力を入れている北欧諸国が上位を独占したという。

そして,わが日本国は、51位。2016年の53位よりも順位は少し上がったが、せっかくの桜の開花でハッピーな気分になったのも束の間、情けない結果となっている。

きょうの毎日などが報じているが、国連の報告書は、毎年、世界各国の「幸福度」を、国民1人当たりのGDP(国内総生産)や健康寿命、自由度、それに他人への寛容さなどの指標で数値化して順位をはじき出しているもの。

17年版は世界155か国を対象としているが、日本は「他人への寛容さ」などの数値が極端に低く、いわゆる「中の上」。米国(14位)やドイツ(16位)、英国(19位)、仏国(31位)などの先進国の主要7か国(G7)と比べても「幸福度」は最低だったという。

《福田俊之》

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