ZMPは、小型CAN-USB変換インタフェース「CANUSB-Z」について、従来のコネクタ接続タイプに加えて、ケーブル固定タイプを追加した。
CANUSB-Zは、2チャンネル対応のCANポートを装備した小型インタフェースモジュールで、PC等と接続してCAN信号の送受信を行うことができる。CANボーレートも最大1Mbpsまで設定可能で、同期信号入力や他機器への電源供給にも対応。CANの通信設定とデータ確認が可能なコンフィギュレーションツールが付属する。また、計測した信号を再生するCANUSB-Z viewerにもオプション対応し、計測データを有効に活用できる。
CANUSB-Zケーブルタイプは、従来品の機能はそのままに、固定ケーブルの採用により、車両や移動体、ロボットの走行など、振動の多い環境でも活用しやすい製品となっている。また、実車走行データ計測サービスRoboTestのデータ計測のツールとしても使用実績があり、車載時においても安定したデータ計測が可能だ。汎用USBケーブルを用いた「CANUSB-Zコネクタタイプ」と今回販売を開始する新製品「CANUSB-Zケーブルタイプ」で、ユーザーの研究開発・実験ニーズに柔軟に対応する。
CANUSB-Zケーブルタイプの価格(税別)は5万円。3月28日より受注を開始。また、汎用性の高いマイクロUSBコネクタタイプのCANUSB-Zコネクタタイプ(3万円)も併売する。