ドイツのアウディは3月30日、米国のモビリティテクノロジー企業、シルバーカーを買収すると発表した。
シルバーカーは2012年に設立された新興企業で、米国の空港で新しいレンタカー事業を展開。ウェブサイトまたはアプリから車両を予約し、利用者は専用コードを読み込むだけで、レンタカーのドアを開錠できるなど、利便性の高いサービスを提供している。
アウディは2016年1月、シルバーカーに出資。今回、この出資比率を100%に引き上げ、完全子会社化することを決めた。
アウディの営業およびマーケティング担当、ディートマル・フォッゲンライター取締役は、「革新的なモビリティサービスに向けたアウディのイニシアチブにおける重要なマイルストーン」と語っている。