米国新車販売、3か月連続で減少…1.6%減 3月

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トヨタRAV4ハイブリッド
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民間調査会社のオートデータ社は4月3日、3月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は155万5859台。前年同月比は1.6%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

米国ビッグ3では、GMが25万6007台を販売し、12か月連続の首位。前年同月比は1.5%増と、2か月連続で前年実績を上回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、35.5%減の1万4222台と、3か月連続で減少。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比11.6%減の4万2410台と、2か月ぶりに前年実績を下回る。小型車の『クルーズ』は、88.3%増の1万8607台と、プラスを維持。

フォードモーターは23万4895台を販売し、トヨタを上回り3か月連続の2位。前年同月比は7.2%減と、3か月連続で前年実績を下回る。主力中型セダンの『フュージョン』が、36.8%減の1万8759台と、9か月連続で減少。主力SUVの『エスケープ』は、1.4%減の2万8113台と、3か月ぶりに減少した。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、10.1%増の8万1330台と、6か月連続で前年実績を上回った。

FCA US(旧クライスラーグループ)は、トヨタを下回り、2か月連続の4位。3月の販売台数は19万0254台で、前年同月比は4.6%減と8か月連続のマイナス。大型ピックアップトラックの『ラム』が、6%増の4万6384台と、7か月連続で増加。クライスラーブランドでは、新型ミニバンの『パシフィカ』が、9340台と良好な立ち上がりが続く。

日本メーカーのビッグ3では、トヨタが2か月連続の3位。3月は21万5224台を販売。前年同月比は2.1%減と、3か月連続で前年実績を下回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、3.6%減の3万5648台と、14か月連続で減少。『カローラ セダン』は6.1%減の3万0584台と、4か月連続で減少する。『RAV4』は3万2027台で、前年同月比は10.3%増と、19か月連続のプラス。

日産はホンダを上回り、3か月連続の5位。3月は、16万8832台を販売。前年同月比は3.2%増と、5か月連続の前年実績超え。主力の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が2万8511台を販売。前年同月比は18.2%減と、6か月連続で前年実績を下回る。『セントラ』は、16.2%減の2万1960台と、8か月連続で減少。主力SUVの『ローグ』は、3万9512台。改良新型モデルの発売により、前年同月比は42.6%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

ホンダは日産を下回り、3か月連続の6位。3月は13万7227台を販売。前年同月比は0.7%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。主力車の中では、『アコード』が2万6824台。前年同月比は12.1%減と、4か月連続で減少した。『CR‐V』は新型投入により3万2872台を売り上げ、前年同月比は23%増と、4か月連続のプラス。『シビック』は4.1%減の3万1520台と、4か月連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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