ヤマハ発動機は、スクランブラースタイルの大型スポーツモデル『SCR950 ABS』を5月25日より発売する。
SCR950 ABSは、941cc空冷60度Vツインエンジンを搭載する『ボルト』の派生車種だ。「Tough Explorer」をコンセプトに、1960年代のスクランブラーを思わせるスタイリングを再現したモデルとして開発。2016年より北米や欧州でリリースされており、今回、日本市場への導入を決定した。
スタイリングでは、クロスバー付きの幅広ハンドル、フランジレス化されたティアドロップ風タンクから流れるフラットシート、スラントマフラー、オフロード走行も想定した足回り、ゼッケン風サイドカバー、スチール製前後フェンダーなどを採用。さらにシンプルでタイムレスなカラーリングを採用することで、1960年代のスクランブラーを感じさせるデザインを実現した。一方で、液晶メーターやLEDテールランプなど、現代のトレンドも折り込んでいる。
フレームは、ボルト系のメインフレームを受け継ぎながら、新設計のリアフレームを組み合わせ、ロング&フラットでスリムなシートを装着。さらに、広い幅でありながら絞り角が少ないクロスバー付きハンドル、フットレスト位置の相互関係によりップライトで自由度の高いポジションを実現した。
価格は106万0560円。