ヤマト運輸は4月6日、2016年度(2016年4月~2017年3月)の宅急便取扱実績を発表、前年度比7.9%増の18億6756万3562個だった。
宅急便取扱実績は、2011年度の14億2360万8136個と比較すると31.1%増、2006年度の11億7459万9922個と比較すると59.0%増と大幅に増加している。
近年、インターネット通販の普及による取扱量の増加や、再配達率の高止まりなど、宅配便業者の負担増が社会問題となっている。特にヤマト運輸は、佐川急便がAmazonとの契約を解除した2013年以降、大量の荷物をほぼ一手に引き受けることになり、セールスドライバーの負担が一気に増大。抜本的な問題解決に迫られている。