「自動運転、レベル3は安全性に懸念」…ボルボカーズCEO

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ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長CEO
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4月3日、ブリュッセルにおいて、「第1回コネクテッドカーと自動運転車会議」が開幕。ボルボカーズのトップが、自動運転の「レベル3」に懸念を示した。

この会議は、欧州委員会が主催。コネクテッドカーと自動運転車の開発をいかに加速させ、いかに展開していくかを、幅広く関係者が議論する目的で開催された。

ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長CEOは、この会議に登壇。「レベル3では、運転は車任せとなるが、ドライバーは万一の場合に備える必要がある。人間の反応は、数秒かかる」と述べ、自動運転のいわゆるレベル3の安全性に懸念を示した。

さらに、サムエルソン社長CEOは、「ボルボカーズは、レベル3モードは安全ではないと考える。このレベルの自動運転モードはスキップするべき」と主張した。

ボルボカーズは2021年、自動運転車を実用化する計画。この時には、「レベル4」の自動運転の実現を目指している。

《森脇稔》

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