日本初の量産スポーツEV『トミーカイラZZ』を開発したGLMは4月13日、旭化成と共同開発した次世代EVのコンセプトカーを近く公開すると発表した。
新たに発表するコンセプトカーは旭化成の部材を使用し、実際に走行も可能。デザイン作成、車体設計、パワートレイン設計まで、車両製作をすべてGLMが行った。一般公開は、5月24日から26日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」で行い、走行シーンも映像で披露する。
またGLMは今後、他社の自動車開発を担う「プラットフォーム事業」を本格的に始動することも発表。車両のプラットフォームそのものや、その一部分、その設計技術などを、EV事業参入を目指す国内外の企業に提供していく。同社によると、欧州やアジアを中心とした国内外の企業がプラットフォーム事業に興味を示しており、今後は他社の量産車両の開発にまで踏み込んだ事業を展開していく予定だ。