警察庁交通局は、春の全国交通安全運動期間中の交通事故による死者数を発表。前年同期と比べ36人(-32.7%)減の74人と、1954年の開始以来、春秋を通じて最少となった。
事故発生件数は同6.3%減の1万2232件、負傷者数は同6.3%減の1万5037人。ともに1984年春以来、33年ぶりの低水準となった。
春の全国交通安全運動は、4月6日から15日までの10日間、「子どもと高齢者の交通事故防止止~事故にあわない、おこさない~」を運動の基本として実施した。
また、安全運動最終日の4月15日時点での本年累計死者数は、前年同期より103人少ない987人となっている。