富士急線 駅前カプセルホテル、誕生…出入り自由、男女別個室

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4月27日に開業した富士急ハイランド駅前カプセルホテル「キャビン&ラウンジ ハイランドステーション イン」
4月27日に開業した富士急ハイランド駅前カプセルホテル「キャビン&ラウンジ ハイランドステーション イン」 全 20 枚 拡大写真

富士急ハイランド駅(山梨県富士河口湖町)ホームの向かいに、「ホテル同様、出入りOK。男女別の広い個室」が売りのカプセルホテルが誕生した。国道137号(御坂みち)と富士急 河口湖線の間に立つ「キャビン&ラウンジ ハイランドステーション イン」だ(写真20枚)。

オープン初日の4月27日、チェックイン前にメディアに公開。「従来のカプセルホテルとは一線を画す広い個室」や男性・女性で別けたフロアなどを体感した。

カプセルホテルというと、「利用は男性のみ」「いったんチェックインすると外出できない」といったイメージがあるが、同施設は1階を女性専用カプセルエリア(66床)、2階を男性専用カプセルエリア(88床)と別け、女性ラウンジやロッカールーム、シャワーラウンジを置き、「女性ひとりでも安心して過ごせる空間」に。

上下2段の個室に入ってみると、従来のカプセルホテル個室よりも広くて大きい感じ。「横幅120cm、奥行210cm、高さ120cm。カプセルホテル特有の圧迫感を感じることなく過ごせる。各個室には電源コンセントやUSB電源、調光付照明を備えた」と話すのは、ホテル富士急 戸嶋順一支配人。


「カプセル個室フロアの入口は、男女とも、カードキーでピッとかざしてロックを解除しないと入れない。セキュリティ面も女性の声を反映した。女性のシャワーラウンジにはナノケアドライヤーや、アロマ系コンディショナーなども置いた」

立地は、富士急ハイランド駅ホームの向かい。「もともとはゲームセンターの施設。全面をリノベーションし、最大級の個室とラウンジ、ホテル並みの空間をつくった」という。同施設の横には居酒屋や焼肉店、コンビニエンスストア、カラオケなどが併設し、「昼はハイランドや富士山麓めぐり、夜は街めぐりや乾杯と、一日じゅう過ごせる。自家源泉の『ふじやま温泉』へも、無料巡回バスが走っているので、広い温泉へも気軽に行ける」とも話していた。

チェックインは15時から、チェックアウトは10時まで。宿泊料金は、平日1泊4000円、休前日4300円。富士急ハイランド入園無料・フリーパスがセットになった特別プランは平日7800円、休前日・ハイシーズン8100~8400円。7月14日まで、オフィシャルサイトからの予約で、1000円割引に。

クルマでのアクセスは、中央自動車道河口湖ICから約5分、東名高速道路御殿場IC経由 東富士五湖道路富士吉田ICから約5分。駐車場は59台(無料)。

ホテル富士急は、このキャビン&ラウンジ ハイランドステーション インのほか、富士宮富士急ホテル、富士山ステーションホテルを保有する。



「キャビン&ラウンジ ハイランドステーション イン」は富士急ハイランド駅ホームの向かいに立つ

《レスポンス編集部》

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