プリウス とは見た目も走りも違う、トヨタ プリウスPHV[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ プリウスPHV
トヨタ プリウスPHV 全 56 枚 拡大写真

トヨタが「次世代環境車の柱」とするプラグインハイブリッド車である、新型『プリウスPHV』。電気のみで走行できる距離を68.2kmまで拡大、環境性能を高めながら、新プラットフォーム「TNGA」の採用やデュアルモータードライブシステムなどにより、“走り”の面でも進化した。

8.8kWh大容量リチウムイオン電池の搭載、プラグインハイブリッドシステムの効率化によりEV走行距離だけでなく、EVによる最高速度も135km/hまで引き上げられた。さらにハイブリッド走行時の燃費も37.2km/リットルと、トヨタ曰く「トップレベルの低燃費」を実現した。

力強い加速感は、デュアルモータードライブシステムによるもの。発電用のジェネレーターをモーターとして使うことでモーター2個分のトルクを駆動に与えることができる。モーターのみの最高出力は72ps、最大トルクは163Nmだが、カタログスペック以上の心地よさを味わうことができるはずだ。大容量バッテリーの搭載による重量増は、走りの安定感にも貢献。専用の足回り、静粛性の高い室内空間と相まって、上質な走りを手に入れている。

外観デザインはハイブリッド車のプリウスと大幅に差別化。シャープな4眼のLEDヘッドランプは、左右16個のLEDで照射範囲を制御するアダプティブハイビームシステムを採用。バックドアのガラスは二つの膨らみを持つ「ダブルバブルウインドゥ」とし、デザイン上の特別感と空力性能をアップ。またこのバックドアはトヨタブランドとして初めてCFRP(炭素繊維強化樹脂)を採用している。

見た目にもインパクトのあるルーフの「ソーラー充電システム」は、駐車中は駆動用バッテリーに電力を供給、最大約6.1km/日の走行分の電力量を充電可能。走行中は補機バッテリーの消費を補い燃費向上に貢献する。

室内では、センターコンソールに設置された縦長大画面の「11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステム」が目を引く。「つながるクルマ」としての機能も進化。クルマ見守り、マップオンデマンド、エージェント、オペレーターサービス、Appsなど、様々なオンラインサービスを利用可能だ。また、専用スマートフォンアプリ「Pocket PHV」では、クルマから離れた場所から充電状況の確認・操作、エアコンの操作、充電ステーションの検索などが可能となっている。

安全面ではミリ波レーダーと単眼カメラによる衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense P」を装備。歩行者も検知する自動ブレーキシステム、車線逸脱防止サポート、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールなどを実現する。

《宮崎壮人》

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