銚子電鉄の電車が「超レトロ化」へ…ネーミングライツで

鉄道 企業動向
2両編成の銚子電鉄2000形。1両をネーミングライツにより「超レトロ電車」に改装する。
2両編成の銚子電鉄2000形。1両をネーミングライツにより「超レトロ電車」に改装する。 全 2 枚 拡大写真

銚子電気鉄道(千葉県銚子市)は5月30日、2000形電車を「超レトロ電車」に改造すると発表した。愛称命名権(ネーミングライツ)の販売による収入で改造費用を賄い、本年度末からの運行を目指す。

「超レトロ電車」になるのは、2000形電車2両編成(デハ2001+クハ2501)のうち1両。レトロ感あふれる内装に改造する。銚子電鉄は「お客様に『古き良き日本』の雰囲気を味わっていただけるよう、準備を進めてまいります」としており、8月末までに内装デザインを決定。10月から改造工事に着手し、2018年1月に内装をお披露目して運行を開始する予定だ。

改装工事の費用は、マンション建設会社「金太郎ホーム」(千葉市花見川区)との車両ネーミングライツ契約に基づく協賛金(1000万円)で賄う。デザインは銚子電鉄の応援団体「銚電倶楽部」の会員からアイデアを募る。

金太郎ホームは観音駅のネーミングライツも取得。同駅の愛称が「金太郎ホーム」に変わる。医薬品メーカーの京葉東和薬品も本銚子駅のネーミングライツ引受企業になり、愛称が「上り調子 本調子 京葉東和薬品」になる。契約期間は観音・本銚子両駅とも6月1日から11月30日まで。

《草町義和》

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