コンチネンタル、中国EVスーパーカーメーカーと戦略的提携…EVや自動運転で協力

自動車 ビジネス 企業動向
EVや自動運転などの分野における戦略的提携を締結したコンチネンタルとNIO
EVや自動運転などの分野における戦略的提携を締結したコンチネンタルとNIO 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、コンチネンタルは6月2日、中国のNIOとの間で、EVや自動運転などの分野における戦略的提携を締結すると発表した。

NIOは中国上海市に本拠を置くEVのスタートアップ企業。2017年5月にはEVスーパーカーのNIO『EP9』が、1周20.8kmのドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、タイムアタックを敢行。6分45秒900で駆け抜け、ランボルギーニ『ウラカン』の高性能モデル、「ペルフォマンテ」の6分52秒01を上回ったのが、記憶に新しい。

今回の提携で両社は、インテリジェントな輸送システムや自動運転、EVなどの分野で緊密に協力し、長期的な安定したパートナーシップを構築する計画。合意に基づき、コンチネンタルとNIOは、ワイヤレス充電、自動運転、デジタルコックピット、次世代ブレーキシステム、エアサスペンションシステムなどの車両技術において、さらに協業する予定。最初のステップでは、コンチネンタルはエアサスペンションシステムやタイヤなどの車両技術を、NIOの電動SUV、『ES』に供給する。

将来の自動車には、電動パワートレインが搭載され、コネクテッドかつ自動化されるのは確実。コンチネンタルによると、2025年には、EVの市場シェアは約10%になると予測。コンチネンタルは、自動車駆動システムにおけるこれらの将来の要求に対応するうえで、充分に準備しているという。

コンチネンタルのエルマー・デゲンハートCEOは、「NIOとのコラボレーションは、EVと中国のEV市場の発展をさらに進めることに貢献するだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  2. なぜ? アルファロメオ『ミラノ』の車名を禁じられる…なら『ジュニア』だ!
  3. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
  4. マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ
  5. トヨタ『4ランナー』新型にオフロード向け「TRDプロ」仕様を設定…ハイブリッド i-FORCE MAX 搭載
  6. 三菱ふそうが苦肉の策、工場の従業員を“出稼ぎ”でバスの運転手に[新聞ウォッチ]
  7. ホンダが新型EV「イエ・シリーズ」を中国で発表…2027年までに6車種を投入へ
  8. シボレー コルベット の頂点「ZR1」、今夏発表へ
  9. アバルト『クラシケ1300 OT』、5台限定で生産へ…アルファロメオ 4C ベース
  10. EV版メルセデスベンツ『Cクラス』を激写! 室内には巨大なデジタルディスプレイが
ランキングをもっと見る