ZF、最新の自動運転技術を発表…高速出口車線へ自動誘導

自動車 ビジネス 企業動向
ZFの最新の自動運転技術
ZFの最新の自動運転技術 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品サプライヤーのZFは6月21日、最新の自動運転テクノロジーを発表した。

ZFは現在、レベル2およびレベル3の自動運転機能の開発に重点を置いている。たとえば、自動出口支援などの新しい機能を備えたハイウェイドライビングアシストシステムを改良。この機能により、ドライバーは高速道路から降りる際の出口車線を選択でき、出口車線への車線変更が自動的に実行される。

ドライバーは、タッチパネルの画面上でボタンを押し、選択した出口レーンを示すGPSマッピングデバイスと組み合わせて、この機能を使用できる。

また、ZFのエンジニアリングチームは、高解像度のレーダーを開発中。これをレーザー技術と組み合わせて、車両環境の3次元表示を可能にした。Tri-Cam 3レンズカメラと、前方および側面用のAC2000レーダーアプリケーションの組み合わせなどにより、車両周辺の360度の視認性確認能力が、さらに強化される。

ZFのシュテファン・ゾンマーCEOは、「オートメーションは、安全につながる必要がある。だからこそ、ZFは新技術の加速と道路上で実証されたシステムとのバランスを取る道を歩んでいる。ユーザーに利益をもたらす新しいイノベーションの強化、テスト、検証に取り組んでいく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. 走行距離10万kmは通過点! 42.195万kmをめざせ
  8. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  9. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  10. その差は歴然!? 見た目は同じでもカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912 ll → lll の進化は凄かった
ランキングをもっと見る