BMWの日本法人、ビー・エム・ダブリューは6月30日、『3シリーズ』のディーゼル車、「320d」に関するリコール(回収・無償修理)を、国土交通省に届け出た。
今回のリコールは、燃料装置の燃料供給ホースの不具合が原因。ディーゼルエンジンの燃料装置において、燃料供給ホースの製造が不適切なため、ホースの厚みが均一でないものがある。
そのため、燃料の圧力の変動よって、燃料供給ホースが損傷し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。なお、不具合は14件発生。
リコールの対象となるのは、2014年4月12日から、2015年5月13日までに生産された車両。合計4461台が、リコールに該当する。ビー・エム・ダブリューは、「燃料供給ホースを良品と交換する」と説明している。