【東京キャンピングカーショー2017】広くて小回りの利く白ナンバー軽キャン…MYSミスティック

自動車 ニューモデル モーターショー
MYSミスティック レジストロ
MYSミスティック レジストロ 全 21 枚 拡大写真

会場内でひときわ多くの見学者を集めていたのが、MYSミスティック(山梨県甲斐市)のブースにあった『レジストロ』だった。今春に発売されたばかりだが、その後も「反響は上々」(同スタッフ)という”キャブコン”だ。

ベースはトヨタ『ピクシス』トラック(あるいはダイハツ『ハイゼット』)で、一見すると”トラキャン”(トラックの荷台にキャンピングシェルをそのまま載せたもの)に見える。しかしレジストロは、ボディと完全に一体化された居住空間のあるキャブ・コンバージョンタイプ。しかも全幅を1770mmまで拡大しているため、ベースは軽自動車だが、5名乗車可能な白ナンバーのキャンピングカー登録というのが大きな特色だ。

中に入ると、やはり窮屈さがないのが体験できる。室内の高さは1630mm。テーブルを収納し、背もたれを外して並べれば1100×1900mmのベッドに。フロントシート上のバンクにも1650×1600mmという子供用のベッドスペースがある。これで夫婦に子供2人のキャンピングが可能だが、大人2人旅のキャンパーとすれば、かなりの余裕が生まれる。カントリー風の内装も造り込みが良く、快適だ。

「確かに軽より税金は高いですが、トヨタ『ヴィッツ』並みのお手軽さと考えていただければ。軽ベースでこの広さを実現できているところを体験してもらいたいですね。足回りもフロントのコイルスプリングやリアのスタビなどをオリジナルで作っているので、乗り心地もしっかり。高速道路も含め、ちゃんと普通に走ります」と、スタッフはアピールしていた。

MYSミスティックではこのほか、トヨタ『カムロード』ベースのキャブコン『アンセイエ』2017年モデルや、スズキ『キャリイ』ベースの軽キャン『Mini Pop Bee』、トヨタ『ヴェルファイア』ベースの高級キャンパー『バルテオ』2017年モデルなどを展示していた。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  6. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  9. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  10. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る