【アウディサミット】「myAudi」アプリを発表---コネクト進化

自動車 テクノロジー ネット
myAudiアプリ(イメージ)
myAudiアプリ(イメージ) 全 8 枚 拡大写真

アウディは7月11日、スペイン・バルセロナで開催した「アウディサミット」において、「myAudi」(マイアウディ)アプリを発表した。アウディのコネクティビティの進化版となる。

新しいmyAudiアプリは、現行の「MMIコネクト」や「myAudiモービルアシスタント」アプリの発展版として開発。従来のアプリのユーザーは、Google PlaystoreやiTunesストアから、アップデートを入手できるようになる。その結果、世界中のすべてのユーザーは、車種に応じた適切なサービスを、スマートフォン経由で利用できるようになる。

リモート機能によって、例えば自動駐車や車両の施錠開錠を行ったり、車両の駐車位置を確認したり、車両のステータスを呼び出したりできる。ステータスレポートでは、窓の開閉状態やドアの施錠開錠の状態、走行可能距離、燃料残量、オイル量といった情報が、スマートフォンに表示される。

電動車両の「e-tron」モデルでは、アプリを使用して、現在の充電状態や走行可能距離を知ることができる。ドライバーは、充電の開始や空調コントロールを遠隔操作して、あらかじめ設定した時間に起動させることが可能。最近の走行記録や平均電力使用量といった情報も、いつでも入手できる。

ナビゲーションに関して、myAudiアプリは非常に幅広い用途を提供し、新しいmyAudiナビゲーション機能によって、あらゆるユーザーのナビゲーションニーズに対応。まず、ユーザーが車両を追加すると、それが地図上に表示。ユーザーが車両を選択すると、ファーストマイルナビゲーション機能によって、自分の車の場所まで案内してくれる。

その時点で、myAudiアプリのアクティブなルートガイダンス機能が車両に転送され、車両のナビゲーション上でシームレスに作動を続ける。走行を終了して車を離れると、myAudiアプリのラストマイルナビゲーション機能が残りのルートガイドを引き継ぎ。最終目的地まで、ユーザーを案内する。

アウディは、「myAudiアプリは、複雑な都市交通を簡素化して分かりやすく説明し、より良いサポートを提供することで、顧客の時間を節約。今後数年間で、より多くの新しい関連サービスが追加され、車の外の世界がアウディの技術インフラに統合される予定」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  5. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. EVは自宅充電と電気料金プラン選びが大切! 竹岡圭がユアスタンドに聞く、“楽しくお得なEVライフ”のコツPR
  8. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  9. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  10. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る