広島アストラムラインに新型車両…三菱重工が受注

鉄道 企業動向
アストラムライン新型車両のイメージ。三菱重工が2019年度から2025年度にかけて順次納入する。
アストラムライン新型車両のイメージ。三菱重工が2019年度から2025年度にかけて順次納入する。 全 2 枚 拡大写真

三菱重工業は7月14日、広島新交通1号線(アストラムライン)を運営する広島高速交通から、新型車両66両(6両編成11本)を受注したと発表した。2019年度から納入する。

アストラムラインは、広島市内の本通(中区)~広域公園前(安佐南区)間18.4kmを結ぶ路線。専用の軌道上をゴムタイヤの車両が走る新交通システム(AGT)を採用しており、AGT路線としては国内最長だ。現在は1994年の開業時に導入された6000系電車138両(6両編成23本)と、1999年デビューの1000系電車6両(6両編成1本)が運用されている。

三菱重工が今回納入する新型車両は、アストラムラインで現在運用されている車両の更新を目的としたもの。ゆりかもめ7300系電車や埼玉新都市交通2020系電車などと同じタイプの車両だ。車体はアルミ合金のダブルスキン構体「Al-fine」で、軽量化台車「T-smover」やセミハイバックバケットシート「G-Fit」を採用する。

三菱重工は2019年度から2025年度にかけ、順次納入する予定。同社は「今回の受注を弾みとして、今後も国内外の都市交通や空港向けに積極的な営業活動を展開していきます」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. レクサス最小の『LBX』は、「サイズ的ヒエラルキー」から脱却できたのか?
  2. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  3. マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ
  4. トヨタ『4ランナー』新型にオフロード向け「TRDプロ」仕様を設定…ハイブリッド i-FORCE MAX 搭載
  5. なぜ? アルファロメオ『ミラノ』の車名を禁じられる…なら『ジュニア』だ!
  6. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
  7. ホンダが新型EV「イエ・シリーズ」を中国で発表…2027年までに6車種を投入へ
  8. VW ゴルフ が表情チェンジ…改良新型の生産開始
  9. 三菱ふそうが苦肉の策、工場の従業員を“出稼ぎ”でバスの運転手に[新聞ウォッチ]
  10. シボレー コルベット の頂点「ZR1」、今夏発表へ
ランキングをもっと見る