国立科学博物館とトヨタ自動車は10月29日、「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」を開催する。小学校4~6年生を対象とした科学体験・工作教室で、2017年は「空力ボディ」をテーマに、トヨタ技術会の先生が丁寧に解説してくれる。参加費は無料。
「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」は、トヨタが青少年の理科離れ問題へのアプローチとして、1996年より毎年実施。社内エンジニアを中心に組織されるトヨタ技術会の有志メンバーが講師となり、日本全国の科学館・博物館やトヨタ関連施設で参加無料のレクチャーを行っている。これまでの21年間で428回のレクチャーを開催し、のべ32,000人にのぼる子どもたちが参加しているという。
国立科学博物館で開催される今回は、「空力ボディ」がテーマ。当日は、ミニ風洞実験装置を使ってクルマの形と空気の流れを体験する。またクルマのボディの模型を工作して、空気抵抗の少なさを比べるコンテストを行い、どうすれば空気抵抗を減らせるか、試行錯誤しながら工夫する楽しさを体験できる。また、完成品は持ち帰り可能となっている。
申込みは、国立科学博物館Webサイトのイベントカレンダーから申し込む。締切りは10月4日午前11時、抽選を実施し、当選者のみ10月10日までに結果が通知される。