富山県富山市の富山駅北駅と岩瀬浜駅を結ぶ富山港線を運営する富山ライトレールは10月5日、「信用降車」の取扱いを10月15日から変更すると発表した。
2連接車体のTLR0600形でワンマン運行を行なっている富山ライトレールでは、降車時の運賃収受を、通常、先頭車両のドアで行なっている。
しかし、始発から9時までの列車では、通勤・通学時のスムーズな乗降を図るため、「passca(パスカ)」などのICカード乗車券利用者に限り、後部車両のドアから降車できる「信用降車」が行なわれており、ドア付近には「後方ICカードリーダー」が設置されている。
今回は、さらなる利便性向上を図るため、「信用降車」を終日に拡大する。ICカード乗車券利用者のみの対象はこれまでと変わらず、現金や割引券などによる運賃収受は先頭車両で行なう。