東京メトロ90周年、まずはスタンプラリーから…応募制イベントの詳細も一部発表

鉄道 企業動向
スタンプラリー開催にあわせて配布される冊子のイメージ。9テーマ90カ所のポイントが設定されている。
スタンプラリー開催にあわせて配布される冊子のイメージ。9テーマ90カ所のポイントが設定されている。 全 3 枚 拡大写真

東京地下鉄(東京メトロ)は10月25日、地下鉄開通90周年記念イベントのうち、スタンプラリーと研修所・車両基地の一般公開の参加方法など詳細を発表した。まず10月27日からスタンプラリーを開始。12月には事前応募制のイベントが多数行われる。

スタンプラリー「TOKYO METRO 90 Days FES!スタンプラリー」は、「東京の様々な魅力を体感できる」(東京メトロ)計90カ所のスポットを9テーマに分け、オリジナル冊子(駅で配布)と特設ウェブサイトで紹介。オリジナル冊子にスタンプを押印するか、特設ウェブサイトにアクセスしてデジタルスタンプを集める。

スタンプを集めて応募すると、「探偵入門」「親子1日東京メトロ社員体験」などの特別企画に参加する権利や、東京メトロ全線を24時間利用できる乗車証などが抽選でプレゼントされる。計90カ所のスポットは、東京メトロ社員から集めたアンケート約8000通をもとに選んだという。開催期間は10月27日から2018年1月24日までの90日間だ。

続いて12月3日、総合研修訓練センター(東京都江東区)の子供向け一般公開イベント「東京メトロ体験キッズ」を実施。Aコース(9~13時)とBコース(10時30分~14時40分)の2回に分けて行われる。運転士・車掌の教育用シミュレーター体験や、センター内の模擬トンネルを歩くトンネルウォーク、改札や券売機などが再現された模擬駅の見学などを行う。参加できるのは小学生に限られるが、小学生1人につき保護者2人まで同伴できる。申込みは11月13日まで郵便はがきで受け付ける。募集人数は小学生90人。

1週間後の12月10日は、銀座線・丸ノ内線の中野車両基地(中野区)の一般公開イベント「東京メトロ中野車両基地見学ツアー」が行われる。こちらも午前のAコース(8時30分~12時)と午後のBコース(13時~16時30分)の2回実施される。

このイベントでは、銀座線・丸ノ内線の新旧車両を一堂に並べて公開。銀座線1000系電車(特別仕様車)と丸ノ内線02系電車、今年3月に引退した銀座線01系電車、引退後にアルゼンチンに渡り、2016年に「里帰り」した丸ノ内線500形電車を撮影できる。このほか、車両基地の工場内を見学。1000系特別仕様車の車内では銀座線リニューアル工事後のイメージを伝えるポスターを展示する。

参加できるのは保護者同伴が不要な15歳以上の人で、計180人を募集。応募は郵便はがきで受け付ける。締切は11月20日(当日到着分有効)。

このほか、1000系特別仕様車によるイベント専用列車の運行と地下鉄開通当時の制服の復刻(12月17日)、東京メトロの公式アプリ上で行う「銀座線1問1答クイズ」(10月27日~2018年1月24日)、銀座線内に残る幻の駅「旧万世橋駅」「旧神宮前駅」のライトアップ(12月上旬~中旬)などが行われる予定。地下鉄博物館では12月2日から2018年1月28日まで90周年の特別展が開催される。

《草町義和》

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