【東京モーターショー2017】ボッシュ、高精度地図データの作成でインクリメントPとの協業を発表

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー2017】ボッシュ、高精度地図データの作成でインクリメントPとの協業を発表
【東京モーターショー2017】ボッシュ、高精度地図データの作成でインクリメントPとの協業を発表 全 3 枚 拡大写真

ボッシュは10月26日、東京モーターショーにおいてプレスカンファレンスを開催し、自動運転用の高精度地図データの作成に関して、インクリメントPとの協業に合意したことを発表(一部既報)。

プレゼンテーションに立ったボッシュ取締役会メンバー モビリティソリューションズ事業部門長のロルフ・ブーランダー氏は、「自動運転には高精度な地図データが必要だ。ボッシュは、ヨーロッパと中国の主要な地図会社と地図データの作成に取り組んでいる。そして日本では、インクリメントPと協業することをここにお伝えしたい。レーダーから得たデータをクラウドにアップしてマップを作成する『Bosch Radar Road Signature』を活用し、パートナー企業との地図データ作成をグローバルに展開していく」と発表した。

あわせてブーランダー氏は、緊急時の自動通報機能『eCall(イーコール)』にも言及した。「ボッシュはこのサービスのグローバルリーダーだ。日本でも2017年からメルセデスベンツの車両に対してeCallを提供している」と説明した。

またボッシュは、自転車にもソリューションを提供している。「電動アシスト自転車用のアシストユニット『Active Line Plus』は、ビアンキ、コラテック、ターン、トレックといった自転車メーカーに対して提供共有しており、日本でも発売される」と述べた。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  4. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  5. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  8. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  9. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  10. ボルボカーズ、ディーゼル車の生産を終了…2030年にEVメーカーへ
ランキングをもっと見る