『LCVコンセプト』は、人に寄り添うクルマづくりへの想いをカタチにした新発想のマルチバン。今回の東京モーターショーでは、「D-カーゴ」「ビジネスラウンジ」「アスレチックツアラー」という3つのスタイルを通して、LCVの魅力を紹介する。トヨタ車体は『ハイエース』や『アルファード』『エスティマ』など、トヨタのバン/ミニバンを開発・生産している。これが次期モデルのコンセプト、かも。
D-カーゴは、増加する女性の配達スタッフにもやさしい1人乗りの小型デリバリーバンだ。助手席側の前後スライドドアと低床フラットフロアにより、荷物の積み下ろしがしやすい大開口間口を実現。カーゴスペースは、助手席までも積載スペースにすることで長尺物の積載も可能にたほか、リアには狭い駐車スペースでも開閉しやすい上下2分割式バックドアを採用。ステアリング中央部には脱着可能なタブレット端末を備える。
ビジネスラウンジ(内装モデルのみ出展)は、ビジネスパーソンに快適なプライベート空間を提供するビジネス専用ハイヤー。テレビ会議などができる大型ディスプレイや、プライバシーを守る瞬間調光ウィンドウ、スライドテーブルなどの装備も備える。
アスレチックツアラー(内装モデルのみ出展)は、車いすアスリートが1人で競技用具を積み込み、乗り込んで、快適に運転できる、トランスポーター。床下格納ワイドスロープと車高ダウン機能によって、車いすに乗ったまま楽に乗降可能。