JR東日本秋田支社は10月27日、秋田駅と秋田駅西口駐車場ビルが、2017年の「ウッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
2015年に創設されたウッドデザイン賞は、国土緑化推進機構、活木活木森ネットワーク、ユニバーサルデザイン総合研究所からなる、ウッドデザイン賞運営事務局が行なっている顕彰制度で、「木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する」というもの。
今回受賞した秋田駅と秋田駅西口駐車場ビルは、次の20年に向けて秋田を活性化するための「ノーザンステーションゲート秋田プロジェクト」の一環として、4月1日、木を活用してリニューアルされた。
このプロジェクトでは、行政や大学・企業が連携し、駅や自由通路、待合ラウンジなどを、秋田県材で統一したデザインで「木質化」しており、居心地のよさを目指したという。
今回の受賞では、秋田駅を中心とした市街地で木材活用の動きに協調したこと、林業県である秋田らしさが評価された。