ランボルギーニ、テルツォ・ミッレニオ 公開…MITとコラボ、電動スーパーカー提案

エコカー EV
ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ
ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ 全 7 枚 拡大写真

ランボルギーニは11月6日、米国のマサチューセッツ工科大学において、コンセプトカーの『テルツォ・ミッレニオ』(Terzo Millennio)を初公開した。

テルツォ・ミッレニオは、ランボルギーニの将来におけるスーパーカーのビジョンを示す1台。このコンセプトカーは、マサチューセッツ工科大学(MIT)とのパートナーシップを生かして開発。ランボルギーニは2016年秋、マサチューセッツ工科大学と提携。将来の新型スーパーカーのための研究開発プロジェクトを進めている。

両者のパートナーシップでは、マサチューセッツ工科大学の学生および教員とランボルギーニのエンジニアが、共同で研究。主に、自動車用の新たな素材に焦点を当てて、研究に取り組んできた。

テルツォ・ミッレニオは、電動スーパーカーの提案。インホイールモーターを搭載しており、4輪の各車輪が直接トルクを発生する4WD。これにより、デザインと空力性能のニーズに応じた車体ボディの自由な設計を可能にした。ランボルギーニは今後、バネ下重量を制御しながら、インホイールモーターの電力密度を4WDスーパーカーに必要なレベルにまで高める技術を開発していく。

バッテリーに関しては、スーパーキャパシタの搭載を想定。高い電力密度を維持しながら、エネルギー密度の点において、従来のバッテリーとのギャップを埋めることができるスーパーキャパシタの開発を、ランボルギーニは目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
ランキングをもっと見る