日産自動車は、ミニバン『セレナ』の高性能バージョン「セレナNISMO」を11月21日より発売した。
セレナNISMOは、昨年8月にフルモデルチェンジしたセレナに、NISMOが持つ技術を惜しみなく注入。また、家族全員でロングドライブを楽しむことができる使い勝手の良さや快適性を損なうことなく、「迫力のスタイリング」と「爽快なドライビング」を実現した。
エクステリアは、専用のLEDハイパーデイライト(車幅灯連動)やフロントグリル、フロント&リアバンパー、リヤスポイラなどを装備し、精悍でスタイリッシュなデザインとするとともに、空力性能を向上。インテリアでは専用の本革・アルカンターラ巻3本スポークステアリングや本革巻シフトノブを装備するほか、エクステリア同様、NISMOのアイコニックカラーであるレッドアクセントを随所にあしらい、スポーティな演出を施している。
また、専用のボディ補強やサスペンションチューニングなどにより、高速走行でも安心できる高い安定性と気持ちのよいハンドリングを実現。さらに専用チューニングコンピューター(ECM)と専用スポーツチューンドマフラーにより、気持ちの良い加速フィーリングを実現した。
ボディカラーは、NISMO専用ボディカラー4色を含む、7色をラインアップ。価格は341万9280円。
高性能スポーツブランド「NISMOロードカー」は、2013年2月に発売した「ジュークNISMO」を皮切りに、「マーチNISMO」「ノートNISMO」「フェアレディZ NISMO」「NISSAN GT-R NISMO」へとモデルを拡大。今年4月には、オーテックジャパン内に「ニスモ・カーズ事業部」設立し、NISMOロードカー事業の強化を発表していた。