ホンダと東風汽車の中国合弁、東風ホンダは11月17日、中国で開幕した広州モーターショー2017において、新型『CR-V スポーツハイブリッド』を中国市場に投入すると発表した。
新型CR-V スポーツハイブリッドのハイブリッドシステムは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」に2個のモーターを組み合わせた「i-MMD」(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)。このハイブリッドシステムでは、従来のトランスミッションが不要。単一の固定ギア比となっており、ハイブリッドシステムのトルクを滑らかに伝達する。
エンジンの最大出力は215hp。モーターは最大出力184hp、最大トルク32.1kgmを引き出す。走行モードは、ゼロエミッションのEVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3種類を、走行状況に応じて自動で切り替える。
都市部の走行状況では、ほとんどがハイブリッドドライブとEVドライブで、エンジンドライブは、力強い加速や効率的な高速走行のために、必要に応じて作動する。中国仕様車の燃費性能については、20.8km/リットルと公表されている。