SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは12月14日、『WRX STIタイプRA』の価格を発表した。4万8995ドル(約550万円)に設定され、納車は2018年春から開始される。
WRX STIタイプRAは、『WRX STI』をベースに、エンジンやサスペンションを強化し、軽量化を図った500台の限定モデル。ルーフはカーボンファイバー製とし、スペアタイヤの搭載を廃止。カーボンファイバー製リアウイングも装着する。
足回りは、BBS製の軽量19インチアルミホイールに、ヨコハマ「アドバンスポーツ」245/35R19サイズタイヤの組み合わせ。ビルシュタイン製ダンパーやブレンボ製ブレーキも装備する。マルチモードVDCにも、専用チューンが施された。
STIのフロントアンダースポイラーが追加され、高速走行時のスタビリティを向上。室内には、レカロ製のバケットシート、ウルトラスウェード巻きのステアリングホイールなどを装着する。
2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンには、STIの新開発コールドエアインテークとパフォーマンスエグゾーストを追加。強化ピストンと専用ECUも採用された。この結果、最大出力は310hpを獲得している。