ルノーグループは12月15日、中国の華晨中国汽車(ブリリアンスチャイナ)との間で、新たな合弁会社を設立すると発表した。
この合弁会社は、ルノーグループが49%、華晨中国汽車が51%を出資して設立するもの。ルノー・ブリリアンス金杯オートモーティブを名乗る。
新たな合弁会社では、ルノーなど3ブランドのEVを含めたLCV(軽商用車)を生産する計画。2022年までに、年間15万台を販売することを目指す。
ルノーグループは、乗用車、商用車、EVに重点を置いた合弁会社を中国で設立。中国への投資を拡大している。
ルノーグループのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「ルノー日産三菱アライアンスは、今後6年間に500億ユーロ以上の研究開発投資を行う。この投資の一部を新合弁会社に充当し、中国市場に適した車を開発していく」と述べている。