ポルシェCEOのオリバー・ブルーメ氏は、海外メディアへのインタビューで、次世代『911』にPHEVモデルを投入することを語った。報道によると、次世代911を2019年に市場へ投入。2023年までにPHEVの追加を計画しているという。
レスポンスの兄弟サイト「Spyder7」編集部は、その最新情報と共にレンダリングCGを入手した。またスクープ写真には、フロントフェンダーにある通常の給油口とは別に、リアフェンダーに充電口らしきキャップが見られる他、黄色い高電圧警告ステッカーも見られる。ポルシェは『パナメーラ スポーツツーリスモ』に「ターボS E-ハイブリッド」を加えているが、搭載されている無音走行の「Eモード」が、911ではさらに進化するようだ。
「ターボS E-ハイブリッド」は、4リットルV型8気筒エンジンに電気モーターを組み合わせた新世代ハイブリッドを搭載している。最高出力は680ps、最大トルクは850Nmを発揮し、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は310km/hのパフォーマンスを持つ。そしてモーターのみで走行する「Eモード」を搭載、EV航続距離49kmを実現するが、911に搭載される次世代「Eモード」では大幅に進化し、モーターのみで60kmの航続が可能となるという。
今後ポルシェは、全モデルにPHEVの設定を計画しているという噂もある。2020年代はスポーツカーメーカーであるポルシェにとって、大きな転換期となるかもしれない。