BMW X2 公開、部分自動運転も可能…デトロイトモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW X2(デトロイトモーターショー2018)
BMW X2(デトロイトモーターショー2018) 全 11 枚 拡大写真

BMWは1月15日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2018において、新型コンパクトSUVの『X2』をワールドプレミアした。写真と概要は2017年10月に発表されており、実車の一般公開はデトロイトが初めてだ。

X2は、『X1』と『X3』の中間に位置。X1のクーペ版として開発が行われた。その特徴のひとつが、部分的な自動運転機能を含めた最新の先進運転支援システム(ADAS)の搭載にある。

X2には、メーターパネルの警告表示とステアリングホイールの振動によって、走行車線からの意図しない逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」(車線逸脱警告システム)をはじめ、ハイビームアシスタント、衝突警告、シティブレーキ機能付きの歩行者警告などを採用。「スピード・リミット・インフォ」は、現在走行中のルートの制限速度や追越し禁止区間の情報をメーターパネルに表示する。

さらに、パッケージオプションの「ドライビングアシスタントプラス」には、アクティブクルーズコントロールを採用。30~140km/hの間で、前走車と一定の車間を保ちながら、追従走行。前走車に連動して、停止や再発進を行う。とくに、停止と発進を頻繁に繰り返す交通状況や渋滞時において、快適性と安全性を引き上げる。

「トラフィック・ジャム・アシスタント」も設定。この機能は、60km/hを上限に、車間距離制御に加えて車線維持制御も行うシステム。トラフィック・ジャム・アシスタントでは、ステアリングアシスト機能によって、ドライバーはステアリングホイールを少なくとも片手で保持していれば、車両を確実に車線内の中央に維持できる。

前後にセンサーを備えた「パーク・ディスタンス・コントロール」と「リヤ・ビュー・カメラ」も設定。「パーキング・アシスタント」では、ドライバーはボタンを押すだけで、自動的に縦列駐車を行う。車両がステアリングホイール、アクセル&ブレーキペダルを自動的に操作し、ドライバーをサポートする。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る