マグナインターナショナルは、米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、新型メルセデスベンツ『Gクラス』の受託生産を2023年まで行うと発表した。
マグナインターナショナルは、カナダの自動車部品大手。その子会社で、オーストリアに本拠を置くマグナシュタイヤー社が1979年から約40年に渡って、Gクラスの受託生産を行ってきた。
マグナシュタイヤーのグラーツ工場ではこれまで、30万台以上のGクラスを生産。そのノウハウは、新型Gクラスの生産にも生かされ、最終検査では複合現実メガネのようなスマートファクトリツールを用いて、新型Gクラスの品質検査が行われる。
マグナシュタイヤーは多くの自動車メーカーから、生産を委託されている。2013年には、グラーツ工場の改修工事が完了し、Gクラスの増産体制が整った。2023年まで、同工場でGクラスの生産が続けられることになる。