ファンをも唸らせるトミーバハマの世界と、未踏の地へのエアストリームの挑戦…ジャパンキャンピングカーショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
圧倒的なゆとりのエアストリーム、ニューモデル「ベースキャンプ」と今だけのCOZYな限定車「トミーバハマ19」に迫る!!
圧倒的なゆとりのエアストリーム、ニューモデル「ベースキャンプ」と今だけのCOZYな限定車「トミーバハマ19」に迫る!! 全 34 枚 拡大写真

ある人は憧れだと言い、ある人はアガリの一台と言う。トレーラーハウスのトップブランドエアストリーム。今回ジャパンキャンピングカーショー2018で注目はニューモデル「ベースキャンプ」と限定コラボモデル「トミーバハマ19」だ。

あらゆる環境下で快適に。そんなモットーはエアストリームのどんなモデルにも宿る。しかしながらその荘厳なつくりは到達可能な場所を限定してきたのも事実だ。

そこで、いまだかつて行ったことがないところにも出かけていけるエアストリームとして誕生したのが「ベースキャンプ」だ。例えばオーディオなど、快適装備は大幅に省かれ、アルミリベット留めで構築されるキャビンの製法のみ踏襲したモデルは、その名のとおり探検のベースキャンプの中核となる一台なのだという。

「例えばエアストリームの生まれたアメリカでも、従来のエアストリームが入っていけないような場所があります。そうした場所に行った場合、テントを張るわけです。『ベースキャンプ』は、ロードクリアランスやオーバーハングの形状のデザインを工夫して、今まで行けなかった場所にも行けるようにと開発されたモデルです。そしてこのキャビンを中心にテントを張る、そんな使い方を示唆する新しいモデルです」とエアストリームジャパンでは話す。

一方、全長19フィート2インチのキャビンに、世界100か国以上で店舗を展開するアパレルブランド「Tommy Bahama(トミーバハマ)」とのコラボレーションモデルも出展された。

外観こそコラボレーションモデルであることを示すプレートが付く程度だが、内装の家具、クッション、ベッドカバーから再度おーにんぐに至るまで、トミーバハマ専用デザインとなる。「日々を長い週末のように(Make Life One Long Weekend)」というブランドコンセプトを、そのままエアストリームで表現した一台だ。

車内は、あらゆるキャンピングカーと比べて、窮屈さもなければ持て余すこともない絶妙な広さがあり、居心地が良い。それに加えて、ウッディな調度品や、エントランス脇のキャビネットにはお酒がディスプレイされていたり、シンクとソファの間のスペースを利用してワインラックがあったり、さらに壁のあちこちにはイラストが描かれるなど、コージーな雰囲気が車内を包む。

「来場者の中で、トミーバハマファンの方からも、そうそうこんな感じ、トミーバハマが完璧に再現されている、とお褒めの言葉をいただきました。今だけのコラボレーションモデル。今回の目玉です」とのことだ。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  2. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  3. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  4. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  5. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  6. 電動アシスト自転車、24年モデルが続々ラインアップ…新型ヤマハ『PAS』のバラエティ豊かな5機種を一挙紹介
  7. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  8. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  9. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  10. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
ランキングをもっと見る