ホンダ CRF1000Lアフリカツイン改良新型、スロットルバイワイヤ採用へ…24Lタンク搭載の新モデルも追加

モーターサイクル 新型車
ホンダ CRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツ<デュアル・クラッチ・トランスミッション>(パールグレアホワイト)
ホンダ CRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツ<デュアル・クラッチ・トランスミッション>(パールグレアホワイト) 全 16 枚 拡大写真

ホンダは、アドベンチャーモデル『CRF1000Lアフリカツイン』の仕様装備を充実させるとともに大容量タンク装備の新モデル『CRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ』を追加し、4月2日より新販売網のホンダ ドリームより発売する。

新型車には、スロットルグリップ開度をセンサーで検出し、ECUが駆動信号を送ることでスロットルバルブ開度をモーターにて制御する「スロットルバイワイヤシステム」を採用。また、吸排気系の見直しにより排気音と鼓動感を際立たせるとともに、キャタライザーを分割化することでサイレンサーの小型軽量化を実現した。

ライダーの好みに応じてトラクション制御を変更できる「ホンダ セレクタブルトルクコントロール(HSTC)」は、セッティング幅を拡大。7段階のトルクコントロールと、トルクコントロールを必要としないOFF状態の選択を可能とした。加えて、走行状況に応じてエンジン出力特性を変更できるライディングモードセレクトを採用。スロットル操作に対するスロットルバルブの開度とエンジンブレーキ、HSTCの介入量を切り替えることで、「ツアー」「アーバン」「グラベル」の3モードとライダーの好みに合わせた設定が可能な「ユーザー」の計4モードが選択できる。

また、急ブレーキ時にウインカーランプが高速点滅する「エマージェンシーストップシグナル」や「オートキャンセルウインカー」、「スポーツグリップヒーター」、「アクセサリーソケット」などを追加したほか、軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーを新たに採用した。

価格は(ブラックメタリック)が138万2400円、同デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が149万0400円、ホワイトおよびレッドは各3万2400円高。

新モデル、CRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツは、標準モデルより6リットルの容量増となる24リットルのシームレス溶接フューエルタンクを採用。前後の体重移動の妨げにならない形状とし、ゆったりとしたライディングポジションと専用の大型ウインドスクリーンの採用と相まって、ロングツーリング時のさらなる快適性を実現する。

またカラーリングは、初代アフリカツインである『XRV650』をイメージした専用グラフィックを採用。同モデル生誕30周年を記念して、フューエルタンク上部には専用ステッカーも配している。リアカウル右側にはユーティリティーポケットを採用するとともに、タンデムシートとリアキャリアの上面をフラットな配置としたステンレス製リアキャリアを装備。ツーリング時の積載性を向上させている。

足回りでは、ストローク量を伸長させた専用サスペンションを採用。最低地上高をベースモデルの250mmから270mmへと変更し、オフロードでの走破性を高めている。また、専用サスペンションにより標準モデルよりシート高を60mm下げたローダウンタイプも設定する。

価格は標準モデル、ローダウン仕様ともに155万1960円。DCT仕様は165万9960円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  8. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  9. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
  10. その差は歴然!? 見た目は同じでもカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912 ll → lll の進化は凄かった
ランキングをもっと見る