三菱 エクリプスクロス の事前受注が5000台、PHEVモデルの設定も検討

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三菱自動車 エクリプス クロス 発表会
三菱自動車 エクリプス クロス 発表会 全 10 枚 拡大写真

三菱自動車は3月1日、新型コンパクトSUV『エクリプスクロス』を発売した。価格は253万2600~309万5280円。益子修CEOは同日開いた発表会で事前受注が5000台に達したことやプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの追加設定を検討していることを明らかにした。

益子CEOは「エクリプスクロスは、国内では2014年2月に『eKスペース』を発売して以来、実に4年ぶりの新型車になる。また商品刷新計画の第一弾がこのエクリプスクロス。このクルマの立ち上げが当社の国内事業の中で最も重要なプロジェクトであり、中期経営計画を達成するためにも、強い信念を持って取り組んでいきたいと考えている」と強調。

その上で「12月下旬より予約注文の受付を開始し、2月末までに約5000台の注文を頂いた。国内では月に1000台を販売目標としているので、発売前に5か月分の注文という好調なスタートを切ることができた」と明かした。

さらに「この中には新しいウェブ施策『ナイトショールーム』をきっかけに予約注文を頂いたお客様も含まれている。お客様と造り手が直接ライブでコミュニケーションするという、クルマの魅力の新たな伝え方を提案できたことが、お客様の興味や関心を高めることにつながった」と述べた。

エクリプス クロスの国内モデルは1.5リットル直噴ターボガソリンエンジンのみの設定となっているが、益子CEOは「コアモデルについては何らかの形で電動化をしていくので、当然エクリプスクロスも電動化するが、今我々の頭の中にあるのは、PHEVのエクリプスクロスをできるだけ早い時期に出していきたいという思いを持って、これから開発に取り組んでいきたい」との見通しを示した。

また益子CEOは「エクリプスクロスに続く商品刷新計画としては、来週のジュネーブモーターショーで世界初披露する『アウトランダー PHEV』の2019年モデル。PHEVシステムも大幅な改良によって、よりEVらしく、よりSUVとしての魅力を高め、夏ごろに投入する計画。また『デリカ』ブランドが誕生してから50周年を迎えた本年、デリカD:5のモデルチェンジを予定している」ことも披露した。

《小松哲也》

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