ヤマハ、新型艇「イグザルト43」や「SR330」など初公開…ジャパンボートショー2018

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ヤマハ発動機 SR330
ヤマハ発動機 SR330 全 28 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は3月8日に横浜市で開幕したジャパンインターナショナルボートショー2018で、今夏に発売を予定しているプレミアムボート『イグザルト43』およびオープンスポーツモデル『SR330』を初公開した。

ヤマハ発動機マリン事業本部の井端俊彰ボート事業部長は同日のプレスカンファレンスで、「ジャパンプレミアムブランドとして展開しているイグザルトシリーズは現在、36、38、45の3モデルをラインアップしているが、今回フラッグシップとなるイグザルト43を追加する」と紹介。

その上で「イグザルト36からの熟成と革新をコンセプトに流麗なエクステリアデザインと驚きとくつろぎを両立させた上質なインテリアを採用し、国内初となるボルボ社製IPSエンジンを3基搭載するなど、快適性能と走行性能を高い次元で両立した一艇となっている」と述べた。
ヤマハ イグザルト43
イグザルト43は全長14.84m、全幅4.44m、ボルボ社製IPS500エンジンを3基搭載し、最高出力1110馬力を発生する。価格は1億4936万4600円で、6月1日から販売を開始し、初年度4隻の納入を計画している。なお、イグザルト43は横浜ベイサイドマリーナ会場に展示されている。

一方、SR330に関して井端部長は「中型ボートカテゴリーで久々のオープンスポーツモデルとなる。300馬力の船外機を2基搭載し、ヤマハボートとしてトップクラスのスピード性能を誇ると同時に、海上で定点保持ができる機能を持ったヘルムマスターを採用するなどお客様に快適なオープンマインドの空間とボーティングをお約束する。今年7月の発売を予定している」と明かした。

またフライングブリッジタイプのスポーツクルーザー『SR320FB』の仕様変更も同時に発表された。船外機の操船制御システムであるヘルムマスターに定点保持機能を新たに追加したほか、最大4基までの船外機の運転情報を同時に表示できるタッチスクリーンカラーディスプレイCL7を採用したのが特徴。

SR320FBの発売日は4月1日で、価格は3210万9000円。初年度10隻の販売を計画している。新型艇SR330および仕様変更されたSR320FBは、いずれもパシフィコ横浜の会場に屋内展示されている。

《小松哲也》

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