日産の高級ブランド、「インフィニティ」の新型クーペ『Q60』(スカイラインクーペにあたる)に、電動メタルトップを持つコンバーチブルが設定される可能性が高い事が分かった。先代モデル『G37』でも設定されていたコンバーチブルは、新型でさらなる進化を見せるようだ。
今回、Spyder7編集部が入手したレンダリングCGとともに、そのスクープ情報を紹介する。
インフィニティQ60は、『Q50』の2ドアクーペモデルだ。Q50は日本では日産ブランドから『スカイライン』として販売されているが、クーペであるQ60は導入されていない。
今回入手したレンダリングCGからは、Q60の精悍なフロントマスクはそのままに、スタイリッシュなオープンボディが見て取れる。クローズド状態のデザインは不明だが、Aピラー以降は専用デザインが採用されるのは間違いない。
3分割されてトランク内部に収納される電動メタルルーフは継承されるが、クーペとオープンの切り替えを約20秒という速さで行うという。また、クローズドルーフ時の静粛性はクーペと遜色ないレベルを実現するはずだ。
パワートレインは、最高出力208psを発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力304psを発揮する3リットルV型6気筒ターボエンジン、そして405psを発揮する3リットルV型6気筒ターボエンジンがラインアップされる。ボディサイズは全長4685mm、全幅1850mm、全高1385mmとクーペ同様となるだろう。
Q60コンバーチブルのワールドプレミアは、2019年が予想される。欧米では2016年に発表され、既に販売されているQ60だが、日本導入に関する情報は未だ入ってこない。クーペが発売されない限りコンバーチブルの導入も厳しいが、待ち望んでいるファンも居るのではないだろうか。