ミラノで発表された3輪車、ヤマハ ナイケン を国内導入予定...大阪モーターサイクルショー2018

モーターサイクル エンタメ・イベント
国内市販予定となったNIKEN(16日・大阪市)
国内市販予定となったNIKEN(16日・大阪市) 全 1 枚 拡大写真

16日から開催中の大阪モーターサイクルショー2018で、ヤマハは『NIKEN』(ナイケン)を国内市販予定車として展示した。2017年の伊ミラノのEICMA(国際モーターサイクルエキシビション)以来、手に届く日は近い。

ヤマハはLMW(Leaning Multi Wheel)テクノロジーを採用した『TRICITY125』(トリシティ)、『TRICITY155』を国内市場に投入。オートバイは2輪、という概念から離れ、旋回時の高い安定性を誇る“多輪バイク”を拡げた。

ナイケンはその頂点とも呼べる大型車で、LMWを支える基本性能を高める「新ステアリング機構」など新技術も投入された。排気量847cc、水冷直列3気筒エンジンを搭載するロードスポーツだ。前2輪片側2本の太いフロントフォークが、バッファローのいかつい肩を思わせる斬新なスタイルで好評を博した。海外モデルとしては年内の発売が公表されている。

国内では昨年11月、東京モーターショーでコンセプトモデルとして出展され、今年の大阪・東京モーターサイクルショーでは、それが国内市場予定車となった。LMWテクノロジーを使ったモビリティは、ヤマハの成長戦略の柱のひとつで、できれば国内外同時投入で意気込みを示したいところだ。

国内販売を担当するヤマハ発動機販売のMC営業部に、ナイケンの見通しを聞いた。

「大阪・東京モーターサイクルショーに展示しているのは海外向けモデルではあるが、国内市販予定車でもある。各国の保安規制などを受けて細部が変更されることはあるが、それはナイケンに限らず、どのモデルも同じ。ほぼこの展示車両が国内モデルと言っていい」

すでに、完成の域にあるナイケン。ますます国内投入時期が気になる。「日本も2018年? それはまだわかりません」。

ナイケンは大阪モーターサイクルショーに続き、24日からの東京ショーでも展示される。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  2. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  3. BMW『X3』新型、プロトタイプの写真を公開
  4. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  5. スポーティだけど“eバイク”じゃない!? ヤマハの新型『PAS CRAIG』に乗ってわかったブレない"ちょうど良さ"
  6. JAOSがトヨタ『ランドクルーザー250』用各種カスタマイズパーツをリリース
  7. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  8. 「2024年問題」に三菱ふそうと警察庁が動いた…新聞ウォッチ土曜エディション
  9. その差は歴然!? 見た目は同じでもカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912 ll → lll の進化は凄かった
  10. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
ランキングをもっと見る