フォルクスワーゲンブランドは、取締役会の下に、「e-モビリティ」部門を新設すると発表した。
e-モビリティ部門は、フォルクスワーゲンブランドのEVに関するブランドの活動を集約し、未来における重要なテーマを、取締役会と強く結びつけるのが狙い。代表には、トーマス・ウルブリッヒ氏が就任する。
2018年、フォルクスワーゲンブランドはe-モビリティ攻勢への備えをさらに強化する方針。2020年以降、新世代の電動パワートレーン車用に新開発したモジュラー車台、「MEB」をベースとした新型EVを相次いで発売するためだ。
フォルクスワーゲンブランドは2020年、最初のI.D.ファミリーとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトな4ドアEVの『I.D.』を発売する予定。
これに続いて、SUVセグメントには『I.D. CROZZ』を投入する計画。さらに、MPVの『I.D. BUZZ』が順次、市場に投入されることが決まっている。