東京急行電鉄(東急)は3月26日、大井町線で今冬から有料座席指定サービスを開始すると発表した。
これは、3月28日から大井町線で運行が開始される7両編成の新型車両6020系のうち、1両をロングシートとクロスシートに転換可能な車両に置き換えて、座席指定車とするもの。
3月30日に実施されるダイヤ改正で登場する田園都市線長津田直通急行が対象で、大井町駅を平日の19時30分から23時台までの間に発車する5本程度で実施。座席数は40程度を予定している。
運行開始日やサービス実施区間、時刻、料金、販売方法といった詳細は後日発表されるが、東急ではこのサービスの愛称名を募集する。
募集期間は3月27日から5月6日までで、個人に限り、東急のウェブサイトから応募できる。応募は1応募につき1案となる。
6020系は、7両編成2本14両が導入される予定で、同時に田園都市線に導入される2020系同様、背もたれの高い座席やデジタルサイネージ、空気清浄機、フリースペース、防犯カメラなどを設置。故障を未然に防止するための監視システムとして、大容量情報管理装置も備える。