VW トゥアレグ 新型、歴代初のPHV設定へ…システムパワーは367ps

エコカー EV
フォルクスワーゲン・トゥアレグ 新型
フォルクスワーゲン・トゥアレグ 新型 全 8 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは、中国北京市で初公開した新型『トゥアレグ』に、プラグインハイブリッド車(PHV)を設定すると発表した。PHVの設定は、歴代トゥアレグで新型が初めてとなる。

先代トゥアレグには、フォルクスワーゲン初のハイブリッド車が用意されていた。ガソリンエンジンは、アウディ『S4』用の直噴3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャーで、最大出力333ps、最大トルク36.6kgm。モーターは最大出力47ps、最大トルク22.6kgmを発生する。エンジンとモーターのトータル出力は380ps、59.2kgmと強力で、0~100km/h加速6.5秒、最高速240km/hの性能を発揮した。

また、50km/hまでモーター単独での走行が可能で、アイドリングストップ機能や回生ブレーキ、EV走行モードも導入。欧州複合モード燃費は12.2km/リットル、CO2排出量は193g/kmで、欧州製の大型SUVとしては、最高レベルにあった。

なお、新型トゥアレグのPHVは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で367psのパワーを獲得。まずは中国市場に投入され、追って欧州市場でも発売する、としている。

《森脇稔》

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