ペットを飼っているホンダアクセス社員が開発しているグッズ…インターペット2018

自動車 ビジネス 国内マーケット
ホンダアクセス(インターペット2018)
ホンダアクセス(インターペット2018) 全 11 枚 拡大写真

ホンダアクセスは、Interpets出展の常連だ。自動車メーカーおよびグループ企業として、インターペットに最初に出展したのは、おそらくホンダアクセスだろう。2018年も幾つかの新製品とともに展示を行っていた。

ホンダアクセスには、実際に犬を飼っている社員がチームを作って、車載用のペットグッズを開発している。ミニバン用のリアカーゴのカバー、後席用のシートサークル(中型犬用)、シートカバー(汎用)、助手席用キャリー(小型犬用)、ドアライニングカバー、ハーネスなど、ペットを車内に載せるためのグッズが充実している。はネースやシートカバーなどはISO-FIX対応で、安全性も考慮されている。

カバー類は、これまで青だったが、今回はグレーの製品が展示されている。また『ステップワゴン』用のリアカーゴカバーは、防水素材を利用して手入れも楽になっている。シートカバーなどは撥水加工が施されているが、これはサイズ的にも洗濯機で洗えるようにするためだ。カーゴカバーはサイズも大きくなるため、洗濯機に入らない。しかし、防水加工にすることで、ホースで水をかけて洗うことができる。

ホンダアクセスはペットオーナー向けにアクセサリ類も開発している。人気は、インテリジェントキーのオリジナルカバーとシフトレバーカバーだ。シフトレバーカバーは、犬の肉球があしらわれており、シフト操作にたびに掌に肉球と握手ができる。シフトレバーカバーは、ステップワゴン、『N-BOX』、『フリード』、『オデッセイ』などの車両に対応する。ハイブリッド車はレバー形状が異なるが、それも用意される。

N-BOX用のキーカバーは新型、旧型両方のサイズで用意されている。キーカバーは、「Honda Dog」シリーズのオリジナルデザインのものと、ペットの写真でワンオフで作ってくれるものがある。

ホンダアクセスがインターペットに出展する理由は、商品PRの他、新製品開発のための市場調査がある。今回参考出品されている、リアカーゴカバーやグレーのシートカバーは、会場で来場者の反応をみたり、担当者が直接意見をヒアリングし、製品化の決定や、既存製品の改良につなげているという。N-BOXのキーカバーも最初は現行モデル用しか用意していなかったが、ユーザーからの要望で旧型サイズも製品化された。

ホンダ車オーナーで、ペットグッズに要望がある人は、ブースで担当者に直談判すれば、ひょっとすると製品にしてくれるかもしれない。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る