メルセデスベンツの上級クロスオーバーSUV『GLS』次期型プロトタイプを、底冷えするスカンジナビアでカメラが捉えた。次期型にはラグジュアリーモデル「マイバッハ」を設定し、ロールスロイスを筆頭に続々と投入される最高級SUV市場に殴り込みをかけると噂されている。
まだまだカモフラージュは厳重でディティールは不明だが、巨大なグリルやエアダクト、新デザインのLEDヘッドライトの一部が確認出来る。また、Dピラーは現行モデルより傾斜を持ち、フロントエンドパネルやルーフエンドに丸みを持たせたボディシルエットとなることが予想されている。
次期型では、最新の「MHA」プラットフォームを採用し、現行比100kg程度の軽量化を図る。
大刷新されるパワートレインも詳細が見えて来た。9速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされる新開発の直列6気筒エンジン、最高出力480psを発揮する3リットルV型8気筒、直列6気筒と組み合わされる48Vマイルドハイブリッド、最高出力620psを発揮する4リットルV型8気筒ツインターボ搭載『AMG GLS63』などをラインアップする。さらに頂点には、V型12気筒エンジンを搭載する『マイバッハGLS』の設定が予想されている。
マイバッハが発売されるとなれば、ベントレーの最高級SUV『ベンテイガ』はもとより、世界NO1とも噂されるロールスロイス『カリナン』とも対峙することになるだろう。
開発には時間をかけており、ワールドプレミアは2019年秋以降となりそうだ。