3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアを果たした、トヨタ『オーリス』新型に設定される派生モデル『オーリス TS(ツーリングスポーツ)』の姿を、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。
オーリスは、トヨタがグローバル展開するCセグメントハッチバックだ。2006年に『カローラ ランクス』(カローラ ハッチバック)の後継モデルとしてデビュー。その後欧州では、「3ドア」や「ツーリングスポーツ」など派生モデルを展開し、人気モデルに成長している。新型では、トヨタの新世代「TNGA」(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームを採用している。
開幕したばかりのニューヨークモーターショーでは『カローラハッチバック』として北米モデルが発表。日本への導入も明らかにされている。
今回スクープしたツーリングスポーツは、従来のオーリスでは日本に導入されていない。以前から国内販売を希望する声があり、このフルモデルチェンジを期に日本市場への導入も期待されている。
捉えた開発車両は、重いカモフラージュのためディテールは不明だが、スポーティなメッシュのグリル、鋭いヘッドライトなど最新のキーンルックはハッチバックと同じデザインとなるはずだ。しかしエアインテークのデザインを含むフロントバンパーは、ツーリングスポーツ専用のデザインが与えられる可能性がある。
新型オーリスのパワートレインは、1.2リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力122psを発揮する1.8リットルハイブリッド、最高出力180psを発揮する2リットルハイブリッドモデルがラインアップされる。
新型オーリスはカローラハッチバックとして、日本では今夏発売とされているが、ツーリングスポーツはどうなるか。