新車登録ランキング、出荷停止が響き ノート 首位ならず 2017年度車名別

自動車 ビジネス 国内マーケット
日産ノートe-POWER
日産ノートe-POWER 全 2 枚 拡大写真

日本自動車販売協会連合会は4月5日、2018年3月および2017年度(2017年4月~2018年3月)の乗用車系車名別販売台数ランキングを発表した。

●セレナ、アクアを抑えて1年5か月ぶりのトップ3入り 3月

3月は、前年同月比20.6%減ながら1万9356台を販売した日産『ノート』が3か月連続でトップとなった。

ノートは新ドライブトレイン「e-POWER」が好評で、昨年は9月まで4回の月間販売首位を獲得。しかし日産の検査不正問題による出荷停止の影響もあり、その後は低迷が続いていたが、今年に入って3か月連続トップと、好調が続いている。2位はトヨタ『プリウス』で同30.1%減の1万5688台、3位には日産『セレナ』がランクイン。同3.5%増の1万5080台を販売し、1年5か月ぶりとなるトップ3入りを果たした。

3月の乗用車系車名別販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:ノート(日産)1万9356台(20.6%減・5か月連続減)
2位:プリウス(トヨタ)1万5688台(30.1%減・16か月連続減)
3位:セレナ(日産)1万5080台(3.5%増・6か月ぶり増)
4位:アクア(トヨタ)1万4778台(17.0%減・2か月連続減)
5位:フィット(ホンダ)1万2503台(7.5%増・5か月連続増)
6位:ヴォクシー(トヨタ)1万2105台(11.8%増・3か月連続増)
7位:シエンタ(トヨタ)1万1461台(14.1%減・12か月連続減)
8位:フリード(ホンダ)1万1053台(25.3%減・6か月連続減)
9位:C-HR(トヨタ)1万0991台(34.6%減・3か月連続減)
10位:ヴィッツ(トヨタ)1万0130台(19.9%減・3か月連続減)

●プリウス、2年連続トップ 2016年度

2017年度では、トヨタ『プリウス』が前年度比33.8%減の14万9083台ながら、2年連続のトップとなった。

日産『ノート』は同5.8%増の13万1119台。検査不正問題による出荷停止の影響もあり、首位には届かなかった。トヨタ『アクア』は同17.1%減の12万8899台。4年連続のマイナスで昨年度より順位を1つ下げた。

トップ10の内訳はトヨタが昨年と同じく6モデル、ホンダと日産が各2モデルだった。

2017年度の新車乗用車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年度比)。

1位:プリウス(トヨタ)14万9083台(33.8%減・3年ぶり減)
2位:ノート(日産)13万1119台(5.8%増・2年連続増)
3位:アクア(トヨタ)12万8899台(17.1%減・4年連続減)
4位:C-HR(トヨタ)10万2465台(125.0%増)
5位:フィット(ホンダ)9万9743台(0.8%増・4年ぶり増)
6位:フリード(ホンダ)9万5483台(26.7%増・2年連続増)
7位:シエンタ(トヨタ)9万0756台(28.8%減・3年ぶり減)
8位:ヴォクシー(トヨタ)8万8430台(4.3%減・3年連続減)
9位:ヴィッツ(トヨタ)8万6214台(9.6%増・2年連続増)
10位:セレナ(日産)8万1005台(10.4%減・2年ぶり減)
『e燃費』は、Amazonギフト券が当たる、燃費についての意識に関するアンケートを…

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
ランキングをもっと見る